ヘミングウェイの未発表短編である『The Monument』と『Indian Country and the White Army』が、2019年に出版される。
これまで発表されていなかった古典作品が、『誰がために鐘は鳴る』の新版で発表されることになったのだ。このことについて、”Assosiated Press”が、ヘミングウェイの遺産管理人であるマイケル・カタキスを通して報じた。この新版には、2018年8月に雑誌『Strada』で掲載された作品『庭を見下ろす部屋』も含まれるという。
これらの作品はすべて、ヘミングウェイが第二次世界大戦にささげた連作の一部である。しかし、その”衝撃的な”内容によって、ヘミングウェイは自分の死後に作品を発表するよう頼んだと、マスコミは報じている。1987年には、この短編作品シリーズである『Black Ass at the Grossroads』が発表された。
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